電動バイクや電動キックボードの購入を考えていると「折りたためるかどうか?」が気になると思います。
折りたたみができれば、保管スペースが節約でき、持ち運びにも便利です。
この記事では電動バイク・電動キックボードの折りたたみ・交通ルールについて紹介します。
折りたたみができる電動バイク・電動キックボードを探している人はぜひ参考にしてみてください。
折りたためるメリット
折りたたみができる電動バイク・電動キックボードは下記のようなメリットがあります。
- 保管スペースが節約できる
- 持ち運びに便利
保管スペースが節約できる
折りたたみができる電動キックボードは、保管スペースを節約できます。
例えばFree Mileから発売予定のaticoは、通常の高さが120cmです。
折りたためば、ハンドル部分の高さが55cmまで低くなります。
通常の高さに比べて、半分以上も小さくできて、非常にコンパクトです。
大きな保管スペースを取れない人でも、折りたたみすれば問題なく保管できるかもしれません。
小さめの電動キックボードであれば、玄関でも保管できるため、別途駐輪スペースを契約する必要もないです。
保管スペースが節約でき、さらに駐輪場代もかからず、維持費も抑えられます。
持ち運びに便利
折りたたみができる電動バイク・電動キックボードは、持ち運びに適しています。
折りたたむとコンパクトになるため、簡単に持ち運びできます。
さらに車のトランクにも積めるため、外出先・移動先でも電動キックボードを楽しめます。
車に電動キックボードを積んで、外出先でレジャー用に使うこともできます。
持ち運びを検討している人は、折りたたみできる電動キックボードがいいでしょう。
電車への持ち込みについて
「電動バイク・電動キックボードを折りたたんで、電車へ持ち込みたい」という人もいるでしょう。
電動バイク・電動キックボードは、電車へ持ち込めます。
ただし電車に持ち込むには、下記の条件を満たさなければいけません。
- 縦・横・高さの合計が250cm
- 重量は30kgまで
- 持ち運び用の袋に入れる
大きさに関しては、電動バイク・電動キックボードはコンパクトなものが多いため、折りたたみできるモデルあれば問題ないでしょう。
また電車に持ち込む際には、車体を袋に入れなければいけません。
自転車を電車内に持ち込む際には、専用の袋に入れる必要があり、電動キックボードも同様です。
そのため電動バイク・電動キックボードを電車に持ち込むなら、袋を準備しておきましょう。
電動バイク・電動キックボードのメリット
ここからは電動バイク・電動キックボードのメリットを3つ紹介します。
- 燃料代は安い
- 給油が必要ない
- 音が静か・乗り心地がいい
燃料代は安い
電動バイク・電動キックボードは、バッテリーを充電して電力で走行します。
「電動バイクや電動キックボードの燃料代っていくらぐらい?」と思う人もいるかもしれません。
結論からいうと、電動バイク・電動キックボードはガソリンバイクに比べて、燃料代が安いです。
原付免許で走行できるガソリンバイクの場合、1Lで約40km走行できますが、電動バイクはフル充電で約40km走ります。
ガソリンは約180円(2023年12月現在)ですが、電気代はフル充電しても約26円しかかかりません。
「燃料代を抑えたい」と思っている人は、電動バイク・電動キックボードがおすすめです。
給油が必要ない
電動バイク・電動キックボードは、給油が必要ありません。
ガソリンバイクであれば、わざわざガソリンスタンドによって給油する必要があります。
運転中にガソリンスタンドに寄るのも面倒だし、他のバイク・車で混雑している場合は、待ち時間も発生します。
そこで電動バイク・電動キックボードであれば、バッテリーを充電するだけです。
自宅のコンセントに繋げば、簡単に充電できるものも多いです。
さらにバッテリーが取り外しできるものなら、バッテリーを自宅に持ち込んで、スマホのように手軽に充電できます。
バッテリーは4~5時間充電すれば、フルになります。
音が静か・乗り心地がいい
電動バイク・電動キックボードはモーターを回して走行します。
ガソリンバイクのようにエンジン・マフラーがないため、音が静かです。
静かな住宅街に住んでいる人・なるべく周りに迷惑をかけたくない人は、音の静かな電動バイク・電動キックボードがおすすめです。
さらにガソリンバイクのようにエンジンがなく、走行中も振動しません。
乗り心地がよく「快適に乗れるものがいい」という人は、ガソリンバイクではなく、電動バイク・電動キックボードを選びましょう。
2023年7月に電動キックボードのルールが変わった
2023年7月1日に改正道路交通法が適用されて、特定小型原付という新しい区分が作られました。
電動キックボードが「特定小型原付」になることで、下記のような変更点があります。
特定小型原付(現行ルール) | 改正前のルール(2023年6月まで) | |
運転免許 | 不要 | 必須 |
ヘルメット | 任意(努力義務) | 必須 |
自賠責保険 | 必須 | 必須 |
ナンバープレート | 必須 | 必須 |
速度制限 | 時速20km/6kmの切り替え | 時速30km |
走行場所 | 車道・自転車レーン・路側帯・歩道 | 車道のみ |
年齢制限 | 16歳以上 | 免許に準ずる |
特定小型原付扱いになると、16歳以上なら運転免許証・ヘルメットなしで運転できます。
さらに走行モードを変えることで、車道だけでなく歩道も走行できます。
ただし自賠責保険の加入・ナンバープレートの装着は、法改正後も必須条件です。
特定小型原付の条件
すべての電動キックボードが特定小型原付扱いになるわけではありません。
下記の条件を満たした電動キックボードが、特定小型原付扱いです。
- 車体の大きさ:長さ190cm以下・幅60cm以下
- 時速制限20km/6km
- 車体の保安基準 など
こちらの条件を満たしてないと、特定小型原付扱いにはならないので注意しましょう。
自賠責保険・ナンバープレート
道路交通法では、電動キックボードでは、原付バイクと同じ扱いになります。
電動キックボードで公道走行するなら、自賠責保険の加入・ナンバープレートの着用が必須条件です。
自賠責保険とは、対人事故を補償するものです。
電動キックボードに限らず、バイク・自動車も加入が義務付けられています。
自賠責保険の加入は、コンビニなどで気軽に手続きできます。
コンビニのコピー機で手続きして、レジで保険料を払えば完了です。
次にナンバープレートも車体に装着しなければいけません。
ナンバープレートは近くの役所で手続きすれば、30分程度で発行してくれます。
ナンバープレートの発行に費用はかかりません。
飲酒運転禁止
飲酒運転も禁止されています。
飲酒した状態で電動キックボードを運転すると危険なので、絶対に飲酒運転をしないでください。
「atico」なら折りたたみができる
Free Mileから発売予定のaticoなら、車体を折りたためます。
ハンドル部分を折りたたむことで、サイズがコンパクトになり、持ち運び・保管が簡単になります。
駐輪場のような大きなスペースがなくても、自宅の玄関にちょっとしたスペースがあれば、折りたたんで保管できるかもしれません。
車のトランクに積んで持ち運んだり、外出先・アウトドアで電動キックボードを楽しんだりできます。
またaticoは、三輪タイプの電動キックボードで車体が自立するため、安定性が高いです。
さらに完全防水機能を備えており、雨が降っているときでも気軽に屋外保管できます。
aticoについて気になる方は、下記のボタンより詳細をご覧ください。
まとめ
電動バイク・電動キックボードは折りたたみできるモデルがあります。
折りたたみができれば、保管スペースが節約できたり、持ち運びが便利になったります。
電車への持ち込みも可能ですが、サイズ・重さの条件があり、袋に入れなければいけません。