折りたたみができる原付バイクは、保管や持ち運びに便利です。
ただし折りたたみ原付は種類も少ないため、電動キックボードも一緒に探すのがおすすめです。
電動キックボードも折りたたみできるモデルがあり、保管や持ち運びに優れています。
この記事では、電動キックボードのメリット・注意点について紹介します。
折りたたみ原付を探しているなら電動キックボードもおすすめ
「折りたたみの原付バイクを探しているけど、なかなかいいものが見つからない」という人もいるでしょう。
折りたたみの原付バイクを探しているなら、電動キックボードもおすすめです。
電動キックボードはバッテリーを充電して、電力で走行するキックボードです。
折りたたみできるモデルもあり、サイズもコンパクトなので、保管や持ち運びも簡単です。
Free Mileで販売しているFree Mile plusは折りたたみできるので、広めの駐輪スペースがなくても、問題なく保管できます。
実際に玄関で保管している人もいます。
さらに折りたたみすれば、車のトランクにも積めるため、外出先・レジャーなどで活用できます。
電動キックボードは原付バイクと同じ扱い
道路交通法では、電動キックボードは原付バイクと同じ扱いになります。
そのため原付バイクを運転できる免許があれば、電動キックボードも問題なく運転できます。
条件を満たせば、電動キックボードも公道走行できます。
実際に電動キックボードを通勤手段として使っている人もいます。
電動キックボードのメリット
ここからは電動キックボードのメリットを紹介します。
燃料代が安い
電動キックボードは、バッテリーを充電して、電力で走行します。
燃料代はかなり安く、燃費がいいと言われている原付バイクよりも、燃料代がかかりません。
例えば、週5日の通勤で往復10km走行するとしたら、燃料代は下記のようになります。
- 電動キックボード:月520円
- 原付バイク:月800円
このように原付バイクよりも燃料費がかからないため「なるべく維持費を抑えたい」という人には、電動キックボードがおすすめです。
玄関で保管できる
電動キックボードはコンパクトで、自転車よりも一回り小さいぐらいのサイズが多いです。
Free Mile plusのように折りたたみできるモデルであれば、自宅の玄関スペースでも保管できます。
「駐車・駐輪スペースに余裕がない」
「新しく駐車場を契約するのはお金がかかる」
という人は、電動キックボードを選び、自宅の玄関で保管するのがいいでしょう。
給油の必要がない
電動キックボードは原付バイクのようにガソリンを給油する必要がありません。
原付バイクに乗っていると、いつのまにかガソリンが減っており、急いでガソリンスタンドに駆け込むことがあるかもしれません。
私は「ガソリンが減っているけど、まだ大丈夫だろう」と給油を後回しにして、時間がないとき・遅刻しそうなときに、わざわざガソリンスタンドに寄ったこともあります。
電動キックボードは自宅で簡単に充電できるため、乗る前に充電しておけば、バッテリー切れの心配もありません。
コンセントに繋いで、簡単にバッテリーを充電できます。
バッテリーを車体から取り外しできるモデルであれば、バッテリーだけ自宅に持ち込んで、スマホのように充電できます。
電動キックボードで公道走行するには
電動キックボードは条件を満たせば、公道走行が可能です。
ここからは、電動キックボードで公道走行するための条件を紹介します。
保安基準
電動キックボードで公道走行するためには、保安基準を満たしていなければいけません。
保安基準とは、安全に走行するための装置がついているかどうか、整備ができているかどうかの基準です。
電動キックボードの保安基準は、下記の通りです。
- ミラー(後写鏡)
- ウインカー(方向指示器)
- クラクション(警音器)
- 機械式ブレーキ(制動装置)
- ブレーキランプ(制動灯)
- スピードメーター(速度計)
- テールランプ(尾灯)
- ナンバー灯(番号灯) ※最高速度19km/h以下は不要
- リフレクター(後部反射器)
- フロントライト(前照灯)※要自動点灯
なにかの装置が欠けていたり、整備ができていなければ、保安基準を満たせず公道走行ができません。
自動車・バイクでも公道走行するなら車検に通すように、電動キックボードは車検こそありませんが、同様のチェック項目はあります。
電動キックボードで公道走行をするなら、保安基準を満たしたモデルを選びましょう。
ナンバープレート・自賠責保険
電動キックボードを購入したら、ナンバープレートを装着して、自賠責保険に加入しなければいけません。
ナンバープレートは、近くの役所に行けば、無料で発行してくれます。
必要な書類を提出して、30分ほど手続きするだけなので、とても簡単です。
ナンバープレートを受け取ったら、電動キックボードに取り付けましょう。
また自賠責保険に加入しなければいけません。
自賠責保険とは、対人事故を補償するもので、加入が義務付けられています。
自賠責保険の加入は、コンビニで簡単に手続きできます。
コンビニのコピー機で手続きをして、レジで保険料を払うだけなので、時間もかかりません。
保険料を支払うと、加入証明のシールをもらえるので、ナンバープレートに貼りましょう。
運転免許証・ヘルメット
実際に公道走行するときには、運転免許証・ヘルメットが必須です。
電動キックボードは原付バイクと同じ扱いになるため、原付バイクが運転できるような免許証が必要です。
免許を取得していても、運転時に免許証を持っていなければ、免許不携帯になるので注意しましょう。
また運転時にはヘルメットの着用が義務付けられています。
一部の電動キックボードシェアサービスでは、ヘルメットなしで運転できますが、あくまで例外的なケースです。
基本的には、電動キックボードを運転するときには、ヘルメットが必要です。
歩道走行禁止
電動キックボードは、車道しか走行できません。
どれだけスピードを落としたとしても、歩道走行は禁止されています。
歩道走行したければ、電動キックボードの電源を切って、車体を押しながら歩きましょう。
まとめ
折りたたみの原付バイクを探している人にとって、電動キックボードはおすすめの乗り物です。
折りたたみできる電動キックボードであれば、保管・持ち運びに優れています。
また電動キックボードは原付バイクに比べて、燃料費が安く、維持費を抑えられます。
「なるべく維持費を抑えたい」という人は、電動キックボードがおすすめです。