電動キックボードは、コンパクトで持ち運びに優れています。
そのため防犯対策をしておかなければ、盗難されるかもしれません。
「電動キックボードを購入したいけど、防犯対策が気になる」という人に向けて、基本的な防犯対策・駐輪方法について紹介します。
電動キックボードの防犯対策は大きく4つ
電動キックボードの防犯対策は、大きく4種類あります。
- 室内保管
- 鍵をかける
- アラームをつける
- GPSを取り付ける
室内保管
電動キックボードを自宅で保管するとき、玄関などの室内で保管がおすすめです。
室内で保管しておけば、そもそも電動キックボードが人目につきません。
鍵をかけたりアラームを取り付けるのも有効ですが、電動キックボード自体を室内で保管するのが一番効果的です。
電動キックボードはサイズがコンパクトであり、中には折りたたみができるモデルもあります。
玄関にスペースがあれば、簡単に保管できるため、室内保管がおすすめです。
鍵・ロックをかける
手軽な防犯対策として、電動キックボードに鍵をかけるのもおすすめです。
電動キックボードに鍵をかけるときは、複数の鍵を使いましょう。
鍵がひとつだけと、その鍵を外されてしまうと、すぐに盗難されます。
複数の鍵をつけて、視覚的にも「盗みづらい」と思わせることが重要です。
→電動キックボードに使える鍵・ロックの種類や盗難対策を紹介!
アラームをつける
電動キックボードに大音量のアラームを設置する方法もあります。
電動キックボードを無理に動かしたり、アラームを壊そうとしたりすると、大音量の警告音が流れます。
アラームが振動を感知すると、警告音が出るようになっているものもあります。
鍵にアラームがついているものもあるため、少しでも防犯性能を高めたい人は、アラームがついたものを選びましょう。
GPSを取り付ける
電動キックボードの目立たない箇所に、GPSを取り付ける方法もおすすめです。
GPSを取り付けていれば、もし電動キックボードが盗まれたときでも、追跡可能です。
実際に盗まれた電動キックボードを、GPSの追跡で取り返した事例もあります。
GPSの位置情報をスマホで簡単にチェックできるものも多いので、気軽に利用できます。
鍵のかけ方
電動キックボードに鍵をかけるのは防犯対策として有効ですが、もっと防犯性能を高めることもできます。
ここからは、知っておくべき鍵のかけ方を紹介します。
複数ロック
電動キックボードに鍵をかけるときは、ひとつの鍵ではなく、複数の鍵をつけるのがおすすめです。
複数の鍵をつけることで盗難リスクが減り、視覚的にも「盗むのが難しい」と思わせられるからです。
ワイヤータイプの鍵・チェーンタイプの鍵など、違ったタイプを組み合わせることで、より防犯効果も高まります。
アースロック
電動キックボードに鍵をかけるときは、電柱・柵といった固定されているものを合わせる方法もあります。
地球に固定されているものと一緒に鍵をかけるため、アースロックと呼ばれます。
例えば電柱とアースロックしている電動キックボードを盗難したい場合は、電柱自体も外さなければいけません。
電柱を外すのは現実的ではなく、アースロックは防犯効果が高いといえるでしょう。
ただしアースロックをするためには、柵・電柱といった固定するものが必要になります。
常にアースロックができるわけではないため、駐輪スペースによってはアースロックできないケースもあります。
鍵の種類
ここからは、電動キックボードにおすすめな鍵の種類を紹介します。
ワイヤー
鍵がワイヤーになっているロックです。
メリットは伸縮性が高いことで、遠い距離でもロックできます。
少し離れた場所とアースロックしたり、電動キックボードとカバーを固定したりするのにおすすめです。
ただしワイヤーロックは、ワイヤー自体が細いことも多く、単体で使うのはおすすめできません。
他の頑丈な鍵と組み合わせて使いましょう。
チェーン
鍵がチェーンになっているロックです。
メリットは、ワイヤーよりも頑丈で防犯性能が高いことです。
ワイヤーロックのように、ワイヤー部分を切断させるリスクは低いです。
ただしチェーンロックは重量があるため、持ち運びが少し大変です。
チェーンロックを購入するときには、重量を確認して、持ち運びに問題ないか確認しておきましょう。
U字
U字ロックは、タイヤ部分を固定するものです。
メリットは、チェーン・ワイヤーよりも頑丈で、切断リスクが低いことです。
ただしタイヤ部分しか固定できないため、電動キックボード本体ごと持ち去られる可能性があります。
そのためU字ロックを使うなら、他のロックと組み合わせるのがおすすめです。
まとめ
電動キックボードの防犯対策について紹介しました。
電動キックボードはサイズがコンパクトで持ち運びに優れているため、防犯対策もしておかなければいけません。
具体的には、室内保管・ロック・アラーム・GPSといった方法がおすすめです。
また鍵をかけるときには、必ず複数のロックをつけて防犯性能を高めて使いましょう。