最近街中でもよく見かけるようになったevスクーター。
中でも折りたたみタイプは通常利用に加えて、車にも積むことができ、出先のちょっとした移動に使えて便利です。
ただ実際は折りたたみが面倒じゃないの?と不安になる方もいるでしょう。
今回は、折りたたみできるevスクーターの折りたたみ方法やメリットについて紹介します。
折りたたみできるevスクーター・電動キックボード
evスクーターや電動キックボードの中には、Free Mile plusのように折りたためる物もあります。
折りたためることで走行時よりコンパクトになるため、持ち運びがしやすくなります。
折りたたむ際に、工程が多いと面倒で折りたたむのを諦めてしまうこともあるのでは?と思われる方もいるでしょう。
Free Mile plusは、簡単に折りたためます。
サドルの裏側にあるレバーを押しながら、サドルの前側を押し下げて折りたたみます。
支柱のレバーを緩めます。
土台部分のレバーを外します。
根元から前方に折りたたみます。
さらにハンドル部分のレバーを外すことで、ハンドポールも簡単に折りたためます。
サドルとハンドポールを折りたためば、かなりコンパクトなサイズになります。
折りたたみできるメリット
evスクーターや電動キックボードが折りたためるメリットは2つです。
- 持ち運びに優れている
- 保管スペースの節約になる
持ち運びに優れている
電動キックボードやevスクーターが小型だといっても、そのまま持ち運ぶには持ちづらく大変です。
その点折りたためれば、収納袋に入れ公共交通機関に乗ることや、車に積んで運ぶこともできます。
持ち運びが可能なため、出先でもちょっとした移動に使うには便利です。
車両により、ハンドルのみ、サドルのみと折りたためる箇所が増減するため、軽自動車など比較的小さい車を利用して、持ち運びを検討している方は、なるべく小さくできるタイプを選ぶと良いでしょう。
保管スペースの節約になる
もともとコンパクトな電動キックボードですが、折りたためることでさらに保管スペースが節約できます。
Free Mile plusは通常の高さが120cmありますが、折りたたむと高さが58cmと半分以下になります。
コンパクトなので自宅の玄関に保管でき、駐輪場代も抑えられます。
こんな人におすすめ
折りたためるevスクーター、電動キックボードは下記のような方におすすめです。
- 乗り物に積んで、アウトドア・外出先で使いたい
- 駐車スペースを節約したい
折りたたむとコンパクトになるため、持ち運びをする方や保管場所が十分にない方にはピッタリです。
自宅保管なら盗難のリスクを下げられるほか、駐輪場の契約も不要のためコストもかからずコスパも良いです。
evスクーター・電動キックボードで公道走行するには?
公道を走行するためには、道路交通法に定められている条件を満たさなければなりません。
保安基準を満たした車両であることが大前提であり、そのうえで自賠責保険への加入・ナンバープレートとヘルメットの着用、運転免許証の取得が必要です。
2023年7月に電動キックボードのルールが変わる
2023年7月から道路交通法が改正され、より手軽に電動キックボードが利用できます。
電動キックボード(現在のルール) | 特定小型原付(改正後) | |
免許 | 必須 | 不要 |
ヘルメット | 必須 | 任意(努力義務) |
自賠責保険 | 必須 | 必須 |
ナンバープレート | 必須 | 必須 |
速度制限 | 時速30km | 時速20km |
走行場所 | 車道のみ | 車道・自転車レーン・路側帯 |
年齢制限 | 免許に準ずる | 16歳以上 |
法律の改正前は、運転免許証やヘルメットが必須となっていましたが、法改正後は運転免許証は不要、ヘルメットは任意(努力義務)に変更されます。
また時速を制限すれば歩道も走れるようになるため、仮に道路が渋滞していても歩道を使用し移動ができます。
手軽に乗れるといってもヘルメットを被りたくないと思われる方も多くいるので、法改正によりますます人気が高まっています。
まとめ
今回は折りたたみ可能なevスクーター、電動キックボードのメリットを解説しました。
折りたたみできるメリットは、持ち運びができる携帯性の良さに加え、保管スペースも少なくできるため、バイクや自転車のように購入後どこに駐輪しておくか悩む心配を減らせます。
自宅保管であれば、雨風にあたってパーツが錆びることを防止できるほか、盗難のリスクも少なくできます。
折りたためないタイプと折りたためるタイプで性能には大きな違いはないため、メリットを考えると折りたためるタイプの方がおすすめです。