電動キックボードは、簡単に運転できる便利な乗り物です。
バイク・自動車のように多く普及しているわけではないため「電動キックボードが故障したら、どうやって修理すればいいの?」と思うかもしれません。
結論からいうと、電動キックボードが故障したら、メーカー・購入店に問い合わせましょう。
この記事では電動キックボードでよくある故障・対策について紹介します。
電動キックボードが故障したらメーカー・購入店に問い合わせる
電動キックボードが故障したら、販売しているメーカー・購入店に問い合わせましょう。
近くにある自転車・バイクのお店だと、電動キックボードの修理に対応してくれないかもしれません。
またメーカー・購入店であれば、故障箇所を確実に特定できて、修理方法などを把握しています。
具体的な流れは下記のようになります。
- 自分で故障箇所を確認
- メールや電話で、メーカー・購入店に問い合わせ
- 電動キックボードを郵送する
- 修理費用の見積もりが出る
- 修理費用を支払う
- メーカー・購入店が電動キックボードを修理
- 電動キックボードが郵送される
部品交換などで対応できない場合は、電動キックボードを郵送しなければいけません。
電動キックボードは、自動車・バイクのように修理中の代車サービスをやってないことが多いです。
修理中は手元に電動キックボードがない状態になるので、注意しましょう。
修理にかかる費用・期間は、各メーカー・販売店によって異なるため、問い合わせてみてください。
電動キックボードのよくある故障
ここからは電動キックボードでよくある故障について紹介します。
タイヤのパンク
電動キックボードのタイヤがパンクするケースもあります。
パンクの原因は大きく2つあります。
ひとつめの原因は、タイヤに釘・ガラスが刺さることです。
またタイヤの側面が、道路の縁石にぶつかって亀裂が入ってパンクすることもあります。
電動キックボードで公道走行する以上、どうしてもこういったパンクは起きる可能性があります。
ふたつの原因は、タイヤ内部の空気圧が不足しており、表面がすり減ってしまうことです。
自分の乗っている電動キックボードのタイヤがおかしくなったら、無理に運転を続けずに、まずは空気が入っているか確認しましょう。
空気を入れてもタイヤの調子が悪ければ、パンクしている可能性が高いので、メーカー・販売店に問い合わせてください。
タイヤだけ取り寄せられるなら、タイヤだけ郵送してもらい、バイクショップでタイヤ交換してもらいましょう。
タイヤだけの交換ができなければ、メーカー・販売店に電動キックボード本体を郵送します。
バッテリーの充電が切れる
フル充電していても、バッテリーの充電がすぐ切れるケースもあります。
例えばFree Mileで販売しているFree Mile plusなら、バッテリーをフル充電すれば、最大40kmは走行できます。
バッテリーの充電がすぐに切れる場合は、バッテリー自体が故障をしているか、長年使って消耗している可能性があります。
スマートフォンと同じようにバッテリーは長く使えば使うほど、どんどん消耗していきます。
長年同じバッテリーを使い続けると、それだけで充電の容量が消耗していくため「以前に比べてすぐに充電が切れる」と思うかもしれません。
バッテリーの充電切れが気になる場合は、メーカー・販売店に問い合わせて、故障なのか消耗なのかを確認しましょう。
どちらにせよバッテリーの交換修理になるため、バッテリーの取り寄せ・電動キックボード本体の郵送などが必要です。
電源が入らない
電動キックボードのスイッチを入れても、電源が入らず運転できないこともあります。
電源が入らない場合は、バッテリー・本体のどちらかに問題があります。
まずはバッテリーをフル充電してみて、バッテリーが故障していないか確認しましょう。
バッテリーを充電しても電源が入らなければ、本体の基盤が故障しているかもしれません。
本体の内部が故障している場合は、故障特定が難しいため、メーカー・販売店に問い合わせて確認しましょう。
事前にできる故障対策について
「電動キックボードを故障させずに乗りたい」と思う人もいるでしょう。
ここからは、事前にできる故障対策について紹介します。
10日に1回はタイヤ点検をする
タイヤのパンクを防ぐためにも、定期的なタイヤ点検が必要です。
できれば10日に1回はタイヤを点検して、空気が入っているか・タイヤはすり減っていないかをチェックしましょう。
タイヤの空気が抜けている場合は、空気ポンプを使って、空気を入れておきましょう。
タイヤがすり減っているなら、交換した方がいいので、メーカー・販売店に問い合わせて新しいタイヤを取り寄せるのがおすすめです。
予備バッテリーを購入する
電動キックボードは、バッテリーが故障したり、消耗したりして使えなくなるケースもあります。
対策としては、予備のバッテリーを購入するのがおすすめです。
バッテリーが複数あれば、ひとつのバッテリーが故障しても、他のバッテリーに交換すれば問題ありません。
また、ひとつのバッテリーを使い続けるよりも、複数のバッテリーを並行して使う方が、バッテリーも長持ちします。
ただし予備バッテリーを活用できるのは、Free Mile plusのようなバッテリーを自分で取り外しできるモデルです。
予備バッテリーを購入して故障対策をしておきたい人は、そもそもバッテリーの取り外しに対応したモデルを選びましょう。
故障させたくない人の電動キックボードの選び方
「電動キックボードの購入を考えているけど、なるべく故障しないものがいい」と思うかもしれません。
ここからは、故障を避けたい人が選ぶべき電動キックボードの特徴を紹介します。
専門店で実績のあるものを選ぶ
電動キックボードを購入するときは、専門店・大手量販店・通販サイトといった数多くの選択肢があります。
できれば電動キックボードの専門店で、すでに販売実績のあるモデルを選びましょう。
なぜなら大手量販店・通販サイトで販売されている電動キックボードは、安全性に不安があったり、公道走行できるような整備がされていないかもしれないからです。
安価に購入できる電動キックボードも販売されていますが、車体が軽く安定性の低い可能性があります。
電動キックボードは自分の身体で運転する乗り物なので、値段が高くなったとしても、安定性の高いものを選びましょう。
部品交換できるものがおすすめ
電動キックボードを選ぶときには、部品交換できるモデルを選びましょう。
電動キックボードはミラー・ランプ・バッテリーといった部品を、パーツ交換できるモデルがあります。
パーツ交換できれば、故障したパーツを新しいものに交換するだけで簡単に修理が完了します。
修理のために電動キックボードを預ける必要もなく、修理に時間もかかりません。
電動キックボードを預けるために郵送すると、梱包の手間もかかり、郵送費用も払わなければいけません。
パーツ交換できる電動キックボードは、郵送の手間・費用を節約できます。
また故障したパーツだけ新しく購入すればいいので、修理費用も安く抑えられます。
電動キックボードを選ぶときは、パーツ交換できるモデルがおすすめです。