電動キックボードの購入を考えると、置き場・駐車スペースの確保が気になるかもしれません。
「電動キックボードの置き場ってどれくらいのスペースがあればいいの?」と思う人もいるでしょう。
結論からいうと、自転車が1台置けるスペースがあれば、電動キックボードを保管できます。
ただし法律上は、電動キックボードは原付バイクと同様の分類になるため、路上・道路に駐車すると交通違反になる可能性があります。
この記事では、電動キックボードの置き場・法律について・駐車する際の注意点を紹介します。
電動キックボードの置き場について知りたい人は、ぜひ参考にしてみてください。
電動キックボードの置き場について
電動キックボードは、自転車を1台置けるスペースがあれば、問題なく駐車できます。
自転車の平均サイズは、高さ120cm・長さ180cm・幅60cm程度です。
電動キックボードは、自転車よりも少しコンパクトなサイズになっています。
そのため、自転車の駐車スペースを確保できれば、電動キックボードの置き場には困らないでしょう。
具体的には、自転車用の駐輪場・バイク用の駐輪場・自宅の玄関内などが電動キックボードの置き場になります。
ただし道路交通法では、電動キックボードは原付バイクと同様の部類になります。
原付バイクを駐車してはいけないスペースには、電動キックボードも駐車できません。
マンション・アパートに住んでおり「自転車用の駐輪スペースはあるけど、電動キックボードを保管していいかは分からない」ということがあれば、管理会社に聞いて確認を取るのが確実でしょう。
自宅の玄関内で保管する人もいる
屋外に駐輪スペースがなくても、電動キックボードは自宅の玄関内で保管ができます。
実際にFree Mileの電動キックボードを購入したお客様で、自宅の玄関で保管している人もいます。
玄関ならそのまま出入りでき、盗難対策にもなります。
「自宅の玄関に空きスペースがない」という人もいるかもしれません。
電動キックボードの中には折りたたみできるモデルもあります。
折りたたみすれば高さが一気になくなるため、大きな駐車スペースも必要ありません。
屋外で保管するなら盗難対策をしておこう
自宅に電動キックボードを保管するスペースがなく、屋外のスペース・駐輪場などで保管する人もいるでしょう。
屋外で電動キックボードを保管するなら、盗難対策を忘れてはいけません。
マンション・アパートなどの集合住宅・戸建ての駐輪スペースから、バイク・自転車が盗難されることもあります。
盗難対策としては、タイヤを固定するロック・本体を他のものと固定するロック・動かそうとするとアラームが鳴るようなシステムなど、多数の方法があります。
電動キックボードを屋外で保管するなら、必ずロック・アラームなどをセットして、盗難対策をしておきましょう。
また電動キックボードによっては遠隔ロックや、GPSで位置情報を特定できる機能がついたものもあります。
「盗難対策できる電動キックボードがいい」という人は、最初から遠隔ロック・GPS機能がついた電動キックボードを選びましょう。
路上・道路への駐車は交通違反になる可能性あり
道路交通法では、電動キックボードは原付バイクと同様の分類になります。
路上・道路など駐車ができない場所に電動キックボードを停めていると、交通違反になるかもしれません。
「電動キックボードに乗っている途中で、コンビニ・お店で買い物をしたい」という場合は、バイク用の駐車スペースを利用しましょう。
自転車とバイク用の駐車スペースが一緒になっている場合は、その駐車スペースに電動キックボードを停めて問題ありません。
「短い時間しか駐車しないから」といって、歩道・路上に電動キックボードを停めると、交通違反で罰金を取られる可能性があります。
放置駐車違反になった場合は、最大で違反点数3点・罰金10,000円を取られるので注意しましょう。
置き場に困らない電動キックボードの選び方
ひとくちに電動キックボードといっても、多くの種類・特徴があります。
ここからは、置き場に困らない電動キックボードの選び方を紹介します。
- バッテリーが取り外せる
くわしく説明していきましょう。
バッテリーが取り外せる
電動キックボードの利用で、意外と見落としがちなのが充電の方法です。
バッテリーを取り外して充電できるモデルを選びましょう。
電動キックボードを家庭用のコンセントに繋いで、本体のバッテリーに給電するタイプが多いです。
しかし、屋外の駐輪場で保管する場合は、屋外用のコンセントがないと充電できません。
屋内にはコンセントがたくさんありますが、そもそも電動キックボードの保管スペースがないケースもあるでしょう。
バッテリーを本体から取り外して充電できるモデルであれば、保管スペースの近くにコンセントがなくても問題ありません。
屋外の駐輪場で保管して、バッテリーは家のコンセントに繋いで充電することもできます。
バッテリーが取り外せるモデルだと、置き場所がコンセントの位置に左右されないというメリットがあります。
2023年7月に電動キックボードのルールが変わった
2023年7月1日に改正道路交通法が適用されて、特定小型原付という新しい区分が作られました。
ただし電動キックボードの置き場所・駐車に関してのルールに変化はありません。
法改正前は原付バイク扱いだった電動キックボードが、特定小型原付扱いになることで、下記のような違いがあります。
特定小型原付(現行ルール) | 改正前のルール(2023年6月まで) | |
運転免許 | 不要 | 必須 |
ヘルメット | 任意(努力義務) | 必須 |
自賠責保険 | 必須 | 必須 |
ナンバープレート | 必須 | 必須 |
速度制限 | 時速20km/6kmの切り替え | 時速30km |
走行場所 | 車道・自転車レーン・路側帯・歩道 | 車道のみ |
年齢制限 | 16歳以上 | 免許に準ずる |
特定小型原付扱いの電動キックボードは、16歳以上であれば運転免許証なし・ヘルメットの着用が努力義務です。
法改正後も、自賠責保険の加入・ナンバープレートの取り付けは必須です。
完全防水のaticoなら気軽に屋外保管できる
法改正に対応した電動キックボードを探しているなら、Free Mileから発売予定のatico(あちこ)がおすすめです。
aticoは法改正に対応した電動キックボードで、16歳以上であれば運転免許証なし・ヘルメットの着用が努力義務です。
またaticoは電動キックボードには珍しい完全防水で、雨が降っているときでも屋外保管できます。
さらにタイヤが3つある三輪タイプで車体が自立します。安定性が高いため、転倒のリスクも低いです。
aticoについて気になる人は、下記のボタンより詳細をご覧ください。
まとめ
この記事では、電動キックボードの置き場所・保管スペースについて紹介しました。
電動キックボードは、自転車1台分のスペースがあれば問題なく保管できます。
サイズは自転車よりもコンパクトなので、自宅の玄関・駐輪場で保管する人もいます。
ただし法律上、電動キックボードは原付バイクと同様の分類になるため、歩道・路上では駐車できないかもしれません。
電動キックボードを駐車してはいけないスペースに停めていると、交通違反で取り締まりを受ける可能性があるので、注意しましょう。
また電動キックボードを選ぶときは、折りたたみができてバッテリーを取り外せるモデルだと、保管が楽になります。
電動キックボードの購入を検討している人は、ぜひ参考にしてみてください。