電動キックボードは大きな保管スペースも必要なく、ちょっとした移動で使える便利な乗り物です。
他の乗り物と電動キックボードが異なるのは、サドル・椅子の有無です。
電動キックボードは、椅子がついていたり、そもそもついてないものもあります。
電動キックボードの購入を検討している人は「椅子があった方がいいの?」と思うかもしれません。
結論からいうと、椅子がついている電動キックボードの方がおすすめです。
なぜなら椅子がついていると、運転時に着席でき、身体への負担が軽減されるからです。
この記事では、電動キックボードの椅子・公道走行のルールについてくわしく紹介します。
電動キックボードを選ぶときには「椅子があるかどうか」を確認しよう
電動キックボードは、自転車やバイクのように必ず椅子がついているわけではありません。
椅子がついてる電動キックボードもあれば、そもそも椅子がない電動キックボードもあります。
電動キックボードを選ぶときには「椅子があるかどうか?」が重要なポイントになります。
椅子がない電動キックボードを購入して、後から椅子を取り付けるのは難しいです。
椅子がついているモデルでも、取り外しできるものもあるため、迷ったら取り外しできる椅子つきのモデルを購入するのがおすすめです。
実際の乗ってみて感じた椅子のメリット
私は電動キックボードを運転したことがありますが、その時に椅子があった方がいいと感じました。
なぜなら運転時間が長くなると、ずっと立ちっぱなしになるため、足腰に負担がかかるからです。
進んでいるときはそこまで気になりませんでしたが、信号待ちで止まっているときに「足が疲れたな」と感じます。
15分くらい運転しましたが、後半はずっと椅子に座っていました。
椅子があると疲れたタイミングで座れるため、運転の負担が軽減されます。
また椅子が取り外し可能なタイプだと、椅子が不要なときは外したり、長距離を運転するときは椅子をつけたりと、臨機応変に活用できます。
電動キックボードの交通ルールについて
2023年7月1日に改正道路交通法が適用されて、電動キックボードの交通ルールが変わりました。
特定小型原付という区分が新設されました。
下記の条件を満たす電動キックボードは、特定小型原付とした扱われます。
- 車体の大きさ:長さ190cm以下・幅60cm以下
- 時速制限20km/6km
- 最高速度表示灯 など
特定小型原付扱いの電動キックボードは、16歳以上であれば運転免許証なし・ヘルメットの着用が努力義務になります。
その他にも、下記のような変更があります。
特定小型原付(現行ルール) | 改正前のルール(2023年6月まで) | |
運転免許 | 不要 | 必須 |
ヘルメット | 任意(努力義務) | 必須 |
自賠責保険 | 必須 | 必須 |
ナンバープレート | 必須 | 必須 |
速度制限 | 時速20km/6kmの切り替え | 時速30km |
走行場所 | 車道・自転車レーン・路側帯・歩道 | 車道のみ |
年齢制限 | 16歳以上 | 免許に準ずる |
ただし法改正後も、自賠責保険の加入・ナンバープレートの着用が必須条件です。
公道走行するなら保安基準を満たしたものを選ぶ
電動キックボードで公道走行するには、保安基準を満たしていなければいけません。
保安基準とは、安全に公道走行するために、必要な装置がついているかどうかの基準です。
装置がひとつでも欠けていると、公道走行できません。
保安基準を満たしているかどうかは、販売者ではなく購入者の責任になります。
「保安基準を満たしていて公道走行できる」と言われて購入した電動キックボードでも、実際に保安基準を満たしていなかったケースもあります。
もし保安基準を満たしてない電動キックボードを購入してしまったら、自分で装置を取りつけなければいけません。
最初から保安基準を満たした電動キックボードを購入しましょう。
事前にナンバープレートの装着・自賠責保険の加入が必要
保安基準を満たした電動キックボードを購入したら、運転前に準備が必要です。
ナンバープレートを装着して、自賠責保険に加入しましょう。
道路交通法では、電動キックボードは原付バイクと同じ扱いになります。
ナンバープレートは、近くの役所で手続きすれば、30分程度で取得できます。
ナンバープレートの取得自体にお金はかからず、毎年4月1日時点で電動キックボードを所有していると軽自動車税の支払いが発生します。
次に自賠責保険とは、対人事故を補償するものです。
電動キックボードに限らず、自動車・バイクでも加入が義務付けられています。
自賠責保険はコンビニで簡単に加入手続きができます。
コンビニのコピー機で加入手続きをして、レジで保険料を支払えば加入証明のシールをもらえます。
ナンバープレートの自賠責保険のシールを貼り、電動キックボードの車体に装着すれば、準備完了です。
電動キックボードの専門店で購入するのがおすすめ
「電動キックボード選びで失敗したくない」という人は、電動キックボードの専門店で購入するのがおすすめです。
なぜなら、電動キックボードのルールは複雑で、販売側が把握できていないかもしれないからです。
全国展開している量販店・大手通販サイトで、安価な電動キックボードが販売されています。
公道走行できるといって販売されてた電動キックボードが、販売後に「実は保安基準を満たしておらず公道走行できない」と判明したケースもあります。
確実に公道走行できる電動キックボードを購入するなら、Free Mileのような専門店で販売実績のある商品を選ぶのが間違いないでしょう。
サドル付きのaticoがおすすめ
「サドル付きの電動キックボードを探している」という人は、Free Mileから発売予定のatico(あちこ)がおすすめです。
aticoはサドル付きの電動キックボードで、サドル部分の取り外しも可能です。
そのため必要に応じてサドルを付けたり、外したりできるため、とても便利です。
またaticoはタイヤが3つある三輪タイプの電動キックボードなので、車体が自立して安定性も高いです。
二輪タイプのように自分でバランスを取る必要もないため、信号待ちでもサドルに座ったままでバランスが保たれます。
転倒のリスクも少なく、座ったまま運転できるため、足腰への負担も軽減されます。シニアの方にもおすすめです。
法改正にも対応しており、特定小型原付扱いになるため、16歳以上であれば運転免許証なし・ヘルメットの着用が努力義務です。
aticoの詳細について知りたい方は、下記のボタンからご覧ください。
まとめ
電動キックボードには、椅子がついているもの・ついていないものの2種類あります。
どちらか迷っている人は、椅子がついているものがおすすめです。
椅子があると運転中に座れるため、足腰への負担が軽減されます。
電動キックボードは立ちっぱなしでも運転できますが、長時間の運転になると足腰への負担もかかります。
aticoのように椅子を取り外しできる電動キックボードであれば、必要なときだけ椅子を装着できるので便利です。
aticoはタイヤが3つある三輪タイプで、車体が自立するため、安定性が高く転倒のリスクも低いです。
転倒のリスクも少なく、座ったまま運転できるため、足腰への負担も軽減されます。シニアの方にもおすすめです。