気軽に運転できて、便利な電動キックボード。
電動キックボードを運転したことのない人にとっては「電動キックボードの安定性はどうなの?」と気になるかもしれません。
電動キックボードはタイヤが2個の二輪タイプ、タイヤが3個の三輪タイプに分かれます。
二輪タイプは自分でバランスを取る必要がありますが、三輪タイプは自立するため、安定性が高いです。
この記事では、電動キックボードの安定性について紹介します。
電動キックボードの安定性
「電動キックボードに興味があるけど、安定性が気になる」という人もいるでしょう。
二輪タイプの電動キックボードは自分でバランスを取る必要がありますが、正しく運転すれば安全です。
正しく運転すれば問題ない
実際に毎日の通勤で電動キックボードを使っている人もおり、事故なく安全に運転することも可能です。
またFree Mileでは電動キックボードの試乗会を開催していますが「初めて電動キックボードを運転する」という人でも、少し練習すればすぐ運転できるようになります。
危険な運転・交通ルール違反などをしなければ、電動キックボードは安全に乗れます。
二輪はバランスを取る必要がある
電動キックボードは、タイヤが2個ついた二輪タイプが多いです。
二輪タイプは自立をしないので、自分でバランスを取らなければいけません。
例えば信号待ちで停車するときには、足を地面につけて、車体を支える必要があります。
「二輪タイプの電動キックボードでバランスを取るのが難しそう」と思うかもしれませんが、自転車・バイクと同じような感覚なので、そこまで難しくはないです。
自転車やバイクに乗った経験がある人なら、問題なく運転できます。
安定性が高いのは三輪の電動キックボード
電動キックボードは二輪タイプ・三輪タイプがありますが、安定性が高いのは三輪タイプです。
なぜなら三輪タイプは自立できるため、二輪タイプのようにバランスを取る必要がないからです。
そのため運転が苦手な方・高齢者の方にもおすすめです。
前二輪・後二輪の違い
三輪タイプには、前二輪・後二輪と2種類あります。
前二輪は前のタイヤがふたつあるタイプで、曲がりやすいです。
後輪は後ろのタイヤがふたつあるタイプで、安定性が高いです。
より安定性を求めるなら、後二輪の電動キックボードを選びましょう。
三輪のメリット
三輪の電動キックボードには下記のようなメリットがあります。
- 安定性が高い
- 運転に慣れない人にもおすすめ
- 信号待ちでも立ったまま
- 駐車スタンドが必要ない
三輪タイプは自立するため、安定性に優れています。
そのため「運転に慣れてない」「安定性が高くて転倒リスクが少ないものがいい」という人にもおすすめです。
二輪タイプだと信号待ちで止まっているときに、自分で足をついてバランスを取らなければいけません。
自立する三輪タイプであれば、信号待ちでも足をついてバランスを取らなくても、立ったままでOKです。
また三輪タイプは駐車時のスタンドも必要なく、とても便利です。
女性にもおすすめ
三輪タイプの電動キックボードは自立するため、二輪タイプのように停止してから発進するまでに地面に足をついてバランスを取る必要がありません。
そのためヒール・スカートでも乗りやすく、女性の方も安心して運転できます。
近所のスーパーまでの移動・通勤など、ちょっとした毎日の移動に三輪タイプの電動キックボードがおすすめです。
電動キックボードの交通ルールについて
2023年7月1日に改正道路交通法が適用され、電動キックボードに関する交通ルールが変わりました。
特定小型原付自転車(以下 特定小型原付)という新しい区分ができ、下記のような条件が作られました。
- 車体の大きさ:長さ190cm以下・幅60cm以下
- 時速制限20km/6km
- 最高速度表示灯 など
上記以外の条件もあり、すべてを満たすことで特定小型原付扱いになります。
特定小型原付に該当すると、16歳以上なら運転免許不要・ヘルメットに着用が努力義務になります。
また最高速度表示灯の点灯・点滅、時速制限を20km・6kmと切り替えることで、車道・歩道のどちらも走行できます。
基準 | 時速制限 | 走行場所 | 識別灯火 |
特定小型原動機付自転車(歩道通行車モード) | 6km | 歩道(自転車走行可能)・路側帯 | 緑色点滅 |
特定小型原動機付自転車 | 20km | 車道・自転車レーン・路側帯 | 緑色点灯 |
原動機付き自転車(原付バイク) | 30km | 車道のみ |
最高速度表示灯とは、車体に取り付けられた緑色のランプで、点灯・点滅の切り替えで走行モードを周りに知らせます。
ただし電動キックボードで公道走行するには、他にも守るべきルールがあります。
ここからは、電動キックボードで公道走行するためのルールを紹介します。
保安基準
そもそも、すべての電動キックボードが公道走行できるわけではありません。
電動キックボードは、保安基準を満たしてないと公道走行できません。
保安基準は、安全に走行するための装置・機能が備わっているかどうかという基準です。
上記の装置がひとつでも欠けていると、保安基準を満たしておらず、公道走行できません。
公道走行したいなら、最初から保安基準を満たしている電動キックボードを選びましょう。
ナンバープレート・自賠責保険
電動キックボードで公道走行する前に、ナンバープレートを装着して、自賠責保険に加入しなければいけません。
ナンバープレートは近くの役所に行けば、無料で発行してもらえます。
30分程度の簡単な手続きで、すぐに発行してくれます。
さらに公道走行する前には、自賠責保険に加入してください。
自賠責保険とは、対人事故を補償するもので、加入が義務付けられています。
コンビニでも簡単に加入手続きができます。
ナンバープレート未装着・自賠責保険未加入で運転すると、交通違反になるので注意しましょう。
安定性を求めるならaticoがおすすめ
安定性の高い電動キックボードを探しているならFree Mileから発売予定のatico(あちこ)がおすすめです。
aticoは後二輪の三輪タイプで、車体が自立するため非常に安定性が高く、倒れる心配もありません。
また地面を蹴らずに発進できるため、ヒール・スカートでも乗りやすく、女性の方も安心して運転できます。
後輪の特殊な構造により左右の揺れ・車体の倒れ込みを防ぎ、バランスを維持します。
二輪タイプに比べて転倒リスクも少なく「なるべく安全に運転できる電動キックボードがいい」という人におすすめです。
電動キックボードの新しいルールに対応した設計になっており、走行モードを切り替えることで、車道と歩道の両方走行できます。
歩道走行するときは時速6km以下で走行しなければいけません。
ただし速度が遅いため、二輪の電動キックボードでタイヤが小さかったり細かったりすると、フラついて不安定になる可能性があります。
しかしaticoなら三輪タイプで自立するため安定性が非常に高く、歩道走行時もフラついたりせず安全に運転できます。
「歩道走行時のようにゆっくり運転するときでも、安定した電動キックボードがいい」という人は三輪タイプのaticoがおすすめです。
このようにaticoは年齢・男女問わず、どのような人でも安心安全に運転できます。
個人のご利用だけはなく、シェアリング・レンタルサービスでの導入をご検討している企業様も、ぜひお気軽にお問い合わせください。
まとめ
この記事では、電動キックボードの安定性について紹介しました。
「電動キックボードは安定性に欠ける」というイメージを持っているかもしれません。
たしかに二輪タイプの電動キックボードは、自分でバランスを取る必要があります。
そこで電動キックボードの安定性が気になる方は、三輪タイプがおすすめです。
三輪タイプなら車体が自立するため、自分でバランスを取る必要もなく、安定性・安全性が高いです。
安全性を求めるなら、aticoのような三輪タイプの電動キックボードを選びましょう。